熊谷空襲で被災した「けやき」と「仏像」

 9月19・20日の土日に開催される「平和のための2009年埼玉北部戦争展(第26回戦争展)」で、今年新たに、熊谷空襲で被災した熊谷市鎌倉町の石上寺の「戦災けやき」と「仏像」、「仏具」の写真を展示して紹介させていただくことになった。

 小生も、戦争展実行委員会の役員の一員として、初めて石上寺をお訪ねしてご住職と懇談する席に同席させてもらってお話をお聞きし、戦争展へのご協力をお願いしてきた。

 焼夷弾の火を浴びた火傷の痕を今も痛々しく残して本堂の前に立っているけやきの木と戦火を免れて唯一残った山門、焼夷弾の直撃で先端が吹き飛ばされた石灯籠の一部などは、19日午前10時30分からのピースウォーキングの中で現地に行って見せていただく。

 被災した仏具は、いま、埼玉県立平和資料館(東松山市)で行なわれている企画展に展示されているのでその写真を、被災した仏像も外には出せないとのことで埼玉県立平和資料館がおこなった企画展「戦争で被災した文化財展」の際の資料集の表紙に掲載された写真のコピーを、19・20日の「埼玉北部戦争展」で展示する。

 是非多くの人に見ていただき、戦争による様々な犠牲と平和の大切さについて考え、次世代に伝える参考にしていただきたい。
「埼玉北部戦争展」のホームページに戦争展の詳しい内容が紹介されています。                                                                                    (管理人)       
                                                            

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