DV被害者の訴え退けたさいたま地裁判断に異議ありのコメント

 V被害の女性2人が定額給付金を世帯主の夫に支給しないよう求めた訴えを、さいたま地裁が退けたのは納得できない、との桐原さんの「外1名」に関連してのコメント。

 「裁判官はDV被害の実態をどれ程認識し、国民の権利保障についてどう考えたのか、理解しがたい判決」とし、「こんな裁判で国民の人権が守れるのか、うすら寒さを感じました」と書いています。

  コメントは、住民ひとり一人に施策の恩恵が行き渡るように工夫してきた3月以来の自治体の取り組みを紹介し、さいたま地裁の判断がいかに冷酷なものであるかを浮き彫りにしています。

 拙速な内容で自治体に施策を丸投げする無責任な政府と、その結果が及ぼす国民の権利との関係を検証することもせずに「著しく不合理とは言えない」などとして政府のズサンなやり方を是認する裁判官、そして各地の自治体の対応など、考えさせられるコメントだと思います。( 藤波  滝音 )

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