悪政への怒り「6・23国民大集会」

  家で怒っていても仕方がないと、やらなければならない仕事をさし置いて東京・明治公園での「6・23国民大集会」に参加した。

  選挙公約で「やらない」としていた消費税引き上げを国民の多数意見を無視して強行し、「やる」と約束していた最低保障年金制度創設を自民・公明との取引で簡単に放棄する野田政権・民主党と、消費税増税の早期採決を民主党にせまる自民・公明との3党間協議で決着が図られようとしていることへの怒りの行動だ。原発再稼働やTTP参加への反対など国民の意見を無視した悪政への怒りの行動に、沿道の人々も注目し、声援が寄せられた。

 地元に帰って、行きつけの理髪店に寄って、髪の毛を切ってもらいながらデモに行ってきた話をしたら、店主も「民主党のマニュフェストに期待して投票したのに、選挙での公約と全く違うことを平然とやることが許せない。何のための選挙なのか、国民がもっと怒らなけりゃ。忙しくて何もできない自分が大きなことは言えないが」と語り、しばし政治談義。鏡の前に座るとすぐに居眠りしてしまういつもとは違う形での散髪となった。
 理髪店の店主はこうも言った。「でもよ、2万4千人もの人が電車賃と時間を費やして行動しても、今のマスコミは多分報道しないかもよ。オカミに都合の悪いことは無視しているからな」

 案の定、「読売」「朝日」等、24日の朝刊に1行もない。政府系メディアが国内のデモを報道しない中国、ロシア、中東などの官製報道と全く同じで、民主主義の遅れが際立つ日本のマスコミのあり方にも怒りがわく。

                        (管理人)

 

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